ある時「安いなぁ」と思いながら考えなしにまとめ買いしてしまったもの。話のタネには面白いかな。いまではこれらのビデオすべて、DVDが出ているというのが諸行無常な心持ちでございます。
東宝映画「怪獣総進撃」の海外版。製作当時に海外に売られた時も、このタイトルで公開されていた。日本版と編集の違いがあるのかどうかは、確認する気力なし。一応シネスコサイズに近い画面での収録なのはいいけれど、吹替えの英語を聞き取るのは苦労するです。
1960年代の「モスラ対ゴジラ」だとばかり思ってオーダーしたら、実際は平成シリーズの「ゴジラVSモスラ」の方だった、というオチがついてしまった（だってさー、キャストの欄に"Akira Takarada"って書いてありゃあ誰だって古い方だと思うわな）。画面は4:3のサイズで収録されているので、画面の両端の画像が切られていることになる。これもやっぱり聞き取りは修行だ。
特撮ファンには「平成ガメラ」と言われている、1995年公開の「ガメラ・大怪獣空中決戦」の英語吹替え版。旧作の大映ガメラシリーズも海外進出していたハズだが、現在、こちらの作品の映像商品は入手困難。このビデオ、長峰の吹替えがもっとかっこよければバッチリなのだが、全体的な印象はそれほど悪くない。ジャケットのキャッチフレーズ"All New! All Different! A Whole New Turtle!"には大笑いである。
現在は旧作のウルトラシリーズのビデオは海外版が見当たらない。風の噂ではアジア方面に昭和シリーズのビデオCDやらDVDやらが存在するらしいが、今のところ入手する気力なし。これは映画「ウルトラマンティガ＆ウルトラマンダイナ-光の星の戦士たち」の英語吹替え版。役者のイメージがかなり変わってしまう。……主人公は変わらないけど（笑）
こちらは映画「ウルトラマンティガ/ウルトラマンダイナ＆ウルトラマンガイア-超時空の大決戦」の英語吹替え版。どうでもいいけど日本のタイトル長すぎだぞ（笑）主人公の声優がややイメージにあわないが、この映画の本当の主役は子供達なので、こちらはまあまあいいんじゃないでせうか。
この類いのビデオに興味を持ったきっかけが、これを中古ビデオ屋で見つけたこと。「新世紀エヴァンゲリオン」テレビシリーズの一本。日本版より安かったのと、珍しもの優先の法則（なんだそれは）でゲット。日本版より画質が暗めだったが、オープニングについていた字幕が面白くて、以後、機会があればこういうものを手に入れたい、と思うようになった。
「機動警察パトレイバー」の劇場版第二作目。聞き取りはやっかいだけど、それなりに面白い。架空のスクランブルのシーンで、オリジナル版でも英語のやりとりだった個所が、そのままの吹替えではなかったことが面白かった。オリジナルではウィズねたがあったんだけど、それがなくなってたな。