初めて買ったビートルズのレコード。扉ページに書いた、カレンダーとの出会いから一年くらい経った頃だったと記憶します。そのころ、来日十周年だったかのキャンペーンで、東芝が全てのアルバム、シングルを系統だて、また、来日記念盤だった" please please me"と" with the beatles"を、初めてイギリスと同じジャケット、曲順にして、再リリースしました。これは、そのうちの一枚です。シングルは全部で三十数枚あったような記憶がありますが、曖昧です。
家でかけてみて、その音量にびっくりした記憶があります。クラシックを聴いてた時と同じようなボリュームだったはずなんですが、中低域の出方が凄かったんでしょう、「音の塊が飛び出してきた」イメージが、いまでも残っています。
朝のNHKニュースで知ったポールの逮捕。田舎の高校生でコンサートに行くって事があまり身近ではなかったせいか、来日自体にはそれほど関心がなかったので、このニュースを聞くまで来日すること自体知らなかったお間抜けさんでありました。一連の騒動がおさまった後にリリースされたソロ・アルバム「マッカートニー II」からのシングル・カット。B面がアルバム未収録ライヴって事でゲット。唯一持っているポールのシングルです。にわかファンまるだし（笑）
これはたぶんギターの練習用に買ったシングルだったと思います。よく、ギター初心者用の練習曲を集めたムックが何種類か書店に並んでいますが、当時も状況はそれほど変わりません。ただ、対象アーティストが、最近では日本人アーティストの割合が大きいようですね。この曲も当時のムックにギター譜が掲載されていて、それで買ったのだと思います。リフが心地良いナンバーですね。モーニング娘。の曲に、このリフをまるごと使った曲があります。このリフであーいう踊りをやりますか、そーですか。
当時、たいていの洋楽ファンは持ってたシングルでしょう。B面のアルバム未収録曲の為に買うパターンが多かったのではないでしょうか。自分もB面しか聴かなかったような記憶があります。聴いた回数自体もそれほど多くないかも……あわわ（以下略）
「24カラット」アルバムのリリース以後はこのシングルをわざわざ買う人は少なかったんじゃなかろうかと思う、スタジオ盤シングル。しかし、日本盤アルバムでこのテイクが聴けるようになったのは1980年以後のことなので、それまでは廃盤にもならずにそれなりに売れ続けていたような。弦がブチ切れそうなギターソロは聴きものですが、全体的な勢いはやっぱりライヴ・バージョンの方が心地よいですね。
これはギターの練習用として買いました。45回転のシングルを33回転で再生して、音をとったり練習したりって感じで。ギターのチューニングが、面倒ですけどね（笑）。オープンリールのテープレコーダーを当時持っていれば、もっとコピーも簡単だったんですけど……最近の練習用機材の充実ぶりはうらやましいです。
1980年に deep purpleがイギリスで再評価されていた時にリリースされた発掘音源シリーズ。当時は松本に輸入盤を扱う店は一件しかなく、それもアメリカ盤のトップセラーしか置いてなかったので、地元でこんなものを買えるわけもなく、みすみす買い逃してたものです。そのようなレコードは沢山あって、上京してから中古盤屋でこつこつと探しておりました。これもその一枚です。このシングルに収録されたBBC音源2曲はこの後にアナログ盤アルバムで1曲が収録されましたが、もう1曲は昨年リリースされたボックス・セットまで、どのレコード、CDにも収録されませんでした。
これと下のシングルは発売当時に買ったものではなく、しばらくしてから入手したものです。それまでは普通にアルバムを聴いて楽しんでいたのですが、レコード屋の店頭でシングルのエサ箱を漁ってた時にふと「そういえばアルバムに入ってなかった曲って、聴いたことがないんじゃん」と気付き、買ってきたものです。リリースされてから数年たってた頃ですが、場末のレコード屋にはまだ売れ残りがあった頃です。
こちらも同じく、場末のレコード屋で拾ったもの。これらのシングル盤、解説は酒井康氏が手掛けています。これら2枚のシングルを買ったことが、その後、リッチー関係というとコレクターもどきの買い方をしていくきっかけになっているんだと思います。" can't happen here"のシングルも欲しかったのですが、これだけは売れ残りを見つけられませんでした。中古で探すと既にプレミアがついている頃だったので、根性無しな私はそれっきり" can't happen here"のシングルはあきらめて現在に至っています。ほら、やっぱり「もどき」だ（笑）
KISSはずっと聴き続けてきたバンドですが、" creatures of the night"アルバムを聴いた時、「たしかにハードだけど、KISSのハードはこうじゃない」と思っちゃった時に、しばらく離れた時期がありました。といっても、完全に離れたわけではなく、アルバムが出るとシングルだけは聴いてたりして、これがその時期のシングル。メイクを落としたアルバムである" lick it up"のタイトル・チューンですが、日本盤は素顔のジャケットを隠しているのがウリだったので、このシングルに写るメンバーも当時のメイク姿での登場になっています。アルバムをまた聴き出すのは、1985年リリースの" asylum"アルバムからになるのでした。
この曲のプロモをテレビで観た時の印象は今でも憶えています。すごくカッコよかったんですよ。思わずその後の展開を期待しちゃうようなイントロが良かったです。アルバムは金なくて買えませんでしたけど、このシングルは繰り返し聴いてました。ギター弾きの間では「エイトフィンガー」が話題になったりしましたね。今でも通じるのかな？これ
再結成 deep purpleの輸入盤シングル。シングルの輸入盤はほとんど買いませんでした。買いはじめるとキリがないし、こまめにレコード屋に足を運んでないと買い逃しちゃうし、その後見つけてもたいていプレミアついて高いし、音楽自体は他のレコードで聴けちゃったりすれば、あえて持っている必要もないし、ってことで、手を出すのがおっくうだった覚えがあります。これは、たまたまレコード屋に行った時にあったもので、とりあえずB面がアルバム未収録だったので、購入。7インチシングルの方です。12インチは買い逃しました。行く時にあったものを探すだけなので、こういうことはよくあるです。
これは「海賊盤」の方に載せた方がよかったかな？数年前に北欧でリリースされた、リッチーのソロ・シングルをパイレートした海賊盤シングルです。ジャケットはこの海賊盤独自のもの。オリジナル盤がこんな写真でリリースされるわけがない（笑）。ちなみにオリジナル盤、ジャケット（スリーブ）によって希少度、取引価格に違いがあるそうです。奥が深い。
この海賊盤、他にロニーの prophets時代の音源を収めたものが3枚リリースされて、計4枚のシリーズでした。ちなみに prophetsのジャケットはもっと趣味が悪いです（笑）。続編としてロッド・エヴァンスが captain beyondを結成する直前にリリースしたソロ・シングルなども予定されていたようですが、その後リリースされたかどうかは未確認でございます。
このシングル、カラー・ビニールでプレスされており、白や薄い茶色（に見えるんだけど、何色っていうんだろ）、マルチ・カラー・ビニールなど、一枚につき三、四種類程度あるようです。全部のシングルを全部の色で揃えた人もいらっしゃるでしょうね。レコードの音溝が浅くて、何度も再生するのはちょっと不安なブツです（笑）