mark 5

1988

この年は、ライヴアルバム" nobodey's perfect"のプロモーション・ツアーとして、アメリカ、ヨーロッパでツアーが行われています。ほとんどがコレクターズ・テープとして流通しており、隠し録りのビデオ映像もありますが、なぜかCDではリリースが非常に少なく、現状では以下に掲載したものしか出回っていません。CD-Rでは、エアロスミス、ガンズ&ローゼズとジョイントしたジャイアント・スタジアムのステージを始めとして幾つか出回っているようです。

この年のツアーは前年のセット・リストとほとんど変わりませんが、多少曲が削られており、時間が短めのものが多い様です。そして、アンコールで" hush"をプレイするようになったのが特徴です。"Hush"の演奏自体は前年のアメリカ・ツアーで初めて行なわれていますが、ほとんどレギュラーに近くプレイされるようになったのは、この1988年ツアーからです。

Knock The Truckin'

Darker Than Blue 037-040 Disc 1 &2 : Turin 21 September 1988 Disc 3 & 4 : Kassel 24 September 1988

Disc 1 Highway Star Strange Kind Of Woman Blues Dead Or Alive Perfect Strangers Black Night Child In TIme Disc 2 Lazy Drums Solo Difficult To Cure Keyboard Solo Knocking At Your Back Door Space Truckin' (Closing Part) Woman From Tokyo Speed King Hush Smoke On The Water Disc 3 Highway Star Strange Kind Of Woman Blues Dead Or Alive Perfect Strangers Black Night Child In TIme Disc 4 Lazy Drums Solo Difficult To Cure Keyboard Solo Knocking At Your Back Door Space Truckin' (Closing Part) Woman From Tokyo Speed King Hush Smoke On The Water

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mark 5

1989

この年、 deep purpleはそれまで契約していた polygramから、BMGへとレコード会社を移籍しています。

2月にイアン・ギランがとうとう解雇され、メンバーはヴォーカリストを探し回ります。多数のシンガーの名前が候補に上りましたが、10月、ジョー・リン・ターナーの加入が決定し、新作のレコーディングが進みました。

この年の夏、アルメニアの大震災の被災者を救うための" rock - aid armenia"のチャリティ・シングルに、" smoke on the water"が選ばれ、ロジャー・テイラー、クリス・スクワイア、ジェフ・タウンズ、ポール・ロジャース、キース・エマーソン、ブライアン・メイ、デイヴ・ギルモア、トニー・アイオミなど、豪華メンバーによってレコーディングされます。すでに deep purpleを解雇されていたイアン・ギランも7月に、そしてリッチーも8月に参加し、プレイしています。12インチ・シングル、リミックス・シングル、各アーティストの代表曲を収録したオムニバスアルバム、メイキング・ビデオがリリースされました。ビデオ・クリップも、2種類ほど作られています。